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| 今月のお便り（2011年02月10日） |
立春が過ぎ、梅の便りが届く頃になると、春が待遠しいこの頃になります。
皆様、いかがお過ごしでしょうか？
私は、2月3日（木）無事帰国しました。
が・・・、面白い帰国の旅でした。
前日2日朝、トリノから出発する為に空港へ。なぜだか私が搭乗するフランクフルト行きの飛行機だけ1時間程度遅れるとの事。訳を聞いてみると、搭乗機は、現在まだフランクフルトに待機中で、機体に付いた氷を溶かすのに時間がかかっていてトリノに向って出発できず遅れているとのこと。フランクフルト空港で大阪行きの飛行機に乗換える時間は2時間半程あり、まあ大丈夫だろう、と高をくくっていると、掲示板に表示される出発時間がどんどん遅れ、最終的に2時間遅れで出発。巨大なフランクフルト空港での出国手続きと乗換えは、30分ではとても無理で、「これは積み残しされるなあ・・・」と覚悟を決めました。
フランクフルトで置いてきぼりになると、ソウルか北京経由で帰国することになり、ざっと7〜8時間遅れて、大阪には翌日の夕方到着することになります。
「は〜・・・」と、ため息をついていると、フライトアテンダントが座席にやってきて、「大阪行きのお客様ですか？」と天の声！「フランクフルト到着後、タラップの下にバスが来ていますので、それに乗って下さい。」とのこと。何という待遇でしょう！出発が遅れてフランクフルトでの接続便に間に合わず乗遅れたことは何度かありましたが、こんな待遇は初めてです。確かに、タラップの下には「大阪行き」のプラカードを持った女性係員が立っていました。バスの客は私一人「こんなこともあるんだ〜・・・」と内心感激。ターミナルに到着すると彼女のエスコートで出国手続きを最優先で済ませ飛ぶような速さで大阪行きの出発ゲートへ。予定ゲートが変更されていて一瞬ヒヤアセをかいたものの無事乗換え便に間に合いました。すると、この大阪行きの大きなエアバスも機体に付いた氷を溶かすのに時間がかかり、約1時間遅れで出発。
冬のヨーロッパフライトは、何が起こるかわかりません。ともあれ無事帰国！
★『教会コンサート・UniDuo & Hideyo N.2』 主催：イタリア音楽協会L.S.N.
20116年03月0日（日）午後2:00−4:00 ＜大阪：SDA大阪センター教会＞
ステキなニュースをお知らせいたします！
出演者の一人、ヴァイオリン奏者：マウロ・イウラートさんの妹ラウラさんの結婚式が、2月26日（土）イタリア・トリノの教会にて執り行われることになりました。もちろん、兄であるマウロさんは出席されますが、彼の親友でありピアニスト：ジュゼッペ・マリオッティさんも、偶然この時期イタリア滞在中ということで出席されることになりました。それでは、私も加わって結婚式でヴァイオリン＆歌＆オルガンの“アヴェ・マリア”三重奏ができたらいいね〜、という話が本当になり（!!）私も招待を受け出席させて頂くことになりました。
そこで、今回の第2回教会コンサートのテーマは、“チャペル・ウェディング”。
こちらは本物の結婚式ではありませんが、教会での結婚式の式次第に沿って、各場面に相応しい曲を選んでプログラムを構成いたします。オープニング、新郎入場、新婦入場、誓約、指輪の交換、結婚宣言、誓いのキス、祈り、退場・・・
主役の新郎新婦は、お出でくださる皆様です。独身の方はもちろん、ご結婚された方、これからご結婚される方、10周年、20周年・・・アンニヴァーサリーを迎えられるご夫妻の皆様。コンサートを聴きながら、教会での結婚式シーンを想像していただければ、あるいは想い出していただければ・・・と思っています。
バッハ・グノー、シューベルト、カッチーニ、トスティ、サンサーンスたちが作曲した「アヴェ・マリア」の美しいメロディー。華やかなメンデルスゾーンやワグナーの「結婚行進曲」。さてさて、どの場面でお聴きいただきましょうか？
そして、ご来場くださった皆様には、“プチ・ボンボニエーラ”のプレゼント！
イタリアの結婚式では、ご出席下さった皆様に新郎新婦から“ボンボニエーラ”がプレゼントされます。イタリア産アーモンドを白く糖衣がけし（Confetto＝コンフェット＝金平糖の語源!!）、それを芯にしてレースや造花を使って可愛らしいコサージュにしたもので、それに二人の名前と結婚記念日が書かれた小さなカードをリボンで結びます。最近では、二人のイニシャルを直接アーモンド・コンフェットに書き込むのが流行っているそうです。
当日、皆様にご用意させていただく“プチ・ボンボニエーラ”は、イタリアから持ち帰った本物のアーモンド・コンフェットを使って、オリジナルで作ってみました。イタリアの結婚式の雰囲気をお伝えできれば、とても嬉しいです。
出演：“UniDuo”マウロ・イウラート Mauro Iurato（ヴァイオリン Vn.）
ジュゼッペ・マリオッティ Giuseppe Mariotti（オルガンOrg.）
南雲英代 Hideyo Nagumo (ソプラノ Sop.)
というわけで・・・
私は、2011年02月21日(月)−03月01日(火)までイタリア出張です。
『イタリア音楽協会L.S.N.メルカート』が、リニューアルします！
『秋のピエモンテ・美食の旅』などでイタリアを訪れた皆様から、「もう一度、あのチョコレートやオリーヴオイルを求めたい。」「あのノッチョーレ入りヌガーとジャンドゥイオット・チョコレートでプチギフトを10セット作ってほしい。ちょっとした記念品にしたい。」「ボンボニエーラを、イタリアの専門店で作ってほしい。」「私のお気に入りのプラリネ・チョコレートを60個注文したい。」などのオリジナル・オーダーのご希望が増えてまいりました。そういったお客様のご要望に、より細やかにお応えできますようリニューアルいたします。
ホームページでは、取扱い商品の写真掲載などを加えながら、徐々に充実してゆきたいと思っています。
イタリア音楽協会L.S.N. Tel/Fax 06-6491-1219
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