今月のお便り　　2008年11月15日号　イタリア音楽協会 L.S.N.

私は、11月06日（木）『秋のピエモンテ美食の旅・2008』と教会コンサートから無事帰国しました。

★ 『聖ステファノ教会コンサート』　11月04日（火）午後18:00

イタリア・プリオッカの聖ステファノ大聖堂で、2008年11月04日（火）18:00「教会100周年記念コンサート」を開催させていただきました。

開催にあたっては、同教会ドン・アントーニオ主任神父様、長年の友人であるプリオッカのリストランテ「チェントロ」のエリデ＆エンリーコ・コルデーロご夫妻、B&B「藤の家」のラウラ＆エルメスご夫妻、トリノ市のマリアテレーザ＆ジャンニ・リヴェッティご夫妻ほかの皆様に、多大なご協力とご尽力をいただきました。　また、当日は日本からご参加くださった皆様の温かい応援に見守られながら、本場イタリアで残響約10秒という最高の響きの聖堂の中、一生の想い出となるすばらしい時間を共有させていただきました。

今回は、第一回旅行にご参加下さった「ちゅーやん」さんが再訪してくださり、ふんだんな写真、録音、解説の入った、大変貴重なホームページ『秋のピエモンテ・教会コンサートと美食の旅2008』『聖ステファノ教会コンサート』を作成して下さいました。　是非ご覧くださいませ。

→＜イタリア旅行＞→第３回『秋のピエモンテ・教会コンサートと美食の旅2008』

→＜コンサートスケジュール＞→『イタリア：教会コンサート』11月04日（火）18:00

（当日の写真、及び演奏された全ての曲を聴くことができます。）

★ 『疋田泰彦三回忌追悼コンサート』　10月13日(月)午後1:00－3:00　

ピアニスト正田歩さんを通じてご縁をいただいた疋田泰彦、洋子ご夫妻。画家として第二の人生を歩まれる為に建てられた「あとりえ泰祥苑」に於いて追悼コンサートが開催されました。

出演：南雲英代（ソプラノ）　渡部良（チェロ）　正田歩（ピアノ）

→＜コンサート・スケジュール＞→『疋田泰彦三回忌追悼コンサート』

★ 『ベヒシュタイン・コンサートＮ．４』　９月28日(日)午後２:00－４:00　

『Hideyo Salon』シリーズＮ２２にゲスト出演、『佐保会・クリスマスコンサート２００７』、大阪西区『土曜サロンコンサート』で共演してくださったフルート奏者：矢野正浩さんが、ベヒシュタイン・コンサートＮ．４に出演されました。　詳しくは、ホームページをご覧ください。

私の、長年の友人であり『秋のピエモンテ美食の旅』では、毎年現地スタッフとして大活躍してくださる　ジャンニ・リヴェッティ（Gianni Rivetti）氏は、HiFiステレオ、特に手作りスピーカーのスペシャリストです。現在、トリノの専門店『Taxivision』（www.taxivision.it）にて技術者として
活躍しています。

地上デジタル放送移行に関して、専門家としての意見を　イタリアの有力新聞『La Stampa』誌（2008年9月12日）に取上げられました。

　　　　　　　　　　《L.S.N.仲間の報告です!!》
☆ソプラノの安保智代さんがピアニストの篠原ちひろさんと12月14日（日）13:30、初めてのジョイント・リサイタルに挑戦です。大阪市内の、響きの良い「ＳＤＡ大阪センター教会」が会場です。季節柄、良く知られたクリスマス・ナンバーも取り入れ、今までの成果を皆様にお聴きただけたらと、ただいま特訓中です。詳しくは、同封のちらしをご覧下さい。

☆昨年から熱心に本格的な声楽の勉強に取り組んでおられるソプラノのＹさん。この一年で、もともとのメゾソプラノばりの豊かな声に加えて発声練習の成果で高音域が広がりました。レパートリーが増え10月18日のコンサートでは、伸びやかな声を聴かせて下さいました。

☆9月13日（土）第６回リサイタルを開催されたソプラノの山城みどりさん。10月25（土）には、ベヒシュタイン・ザールにてテノールの井上祐三さんと第２回ジョイントリサイタルを開催。それぞれソロの曲を演奏した後、二人のデュエットをご披露。大いに盛り上がりました。オーナーのＴ夫人のご好意で、終演後、手作りのモンブランケーキでティータイム。

帰国早々、11月09日（日）には、『サロンコンサートＮ．24』に、ゲスト出演してくださるヴァイオリニストのマウロ・イウラートさん、ピアニストの正田歩さんと、ベヒシュタイン・ザールにて初リハーサルを行いました。

彼が所有するヴァイオリンは、なんと1690年に製作されたジョッフレード・カッパ作の「コッラ・デッラ・キエーザ」。　そして弓は、彼のために特別に作られたルッキ作ものを使用しています。　力強いハリのある音色に加え、高音の繊細で瑞々しいイタリア独特の明るい輝きをも、共に併せ持った
すばらしい楽器です。　ヴァイオリンの魅力を最大限に引き出したソロの曲が楽しみですね。　そして私達が選んだ三重奏の曲は、ほとんどがヴァイオリンパートの楽譜がないものばかり。　でも、ご安心を。　マウロさんのオリジナル編曲で、皆様のために、当日限りのステキなアンサンブルを作り上げてくださいますよ。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（南雲英代）